ぶたごやへかえるぶたごやへかえる   ちんどん尺八    子供が聞いて楽しい尺八 (古くなったので改修中)


 尺八演奏(2022年)黒いオルフェ   


尺八を独学で吹く方法 〔平成26年版)ぼちぼち令和元年版に書き換えます。ヤフーのジオシティーズのホームページが閉鎖になったので消えたサイトもあります。(2019/42 21)

★「まるごと尺八」青弓社という本が出ました。インターネットとも連携して情報がいっぱいです。(2015/1/21)

● まず、塩化ビニールのパイプで尺八を作る。
 塩化ビニールの尺八の製作教室はあちこちで開かれています。全国どこにでも尺八おじさんはいます。

 歌口(吹くところ)のちょっとした形のちがいで、音が出る出ないがきまるので、自分でけずって音の変化を知る。製管師(竹で尺八を作る人)の技術を身につける。
 作り方は、素川欣也さんのホームページ(水道管尺八の作り方)にくわしく小学生でもできるように書いてあります。はじめはその中の「もう一つの作り方」の「更にもう一つの作り方」エンビ管をそのままつかう簡単な方法をおすすめします。
 

●つぎに、本格的にやるには、尺八を手にいれる。日本コンダクターのプラスチックで竹のように成形された名管「悠」を通販で買う。(送料共で一万円くらい)
「悠」は10年吹きましたが。最近また見直しました。これでいい音楽にすることを目指しましょう。はじめから竹の味に頼っていたら間違います。

竹の新管はとりあえず不要。当たりはずれが初心者には分からないし、管理が難しいし、無駄な金がかかる。古い管が押し入れから出てでてきたら、悠とくらべるといい。
●教則本は
菅原久仁義著「鳴るほど・ザ・尺八」CD付き(琴古流、都山流どっちでもいい。どうせ両方わからないとだめなので)これがぼろぼろになるまで練習。

●はじめに尺八のホームページで尺八のことをつかみます。

●尺八「翔童」を:尺八制作を教えてくれる竹ノ塚の工房(尺らく会をやるところ)で買いました。定価五万円。安くて良い品質です。尺八を始めたい人は、まずプラ管「悠」竹ならこれがおすすめです。ポップスを吹きたい人は七孔にしてもらえます。外人や若い女性奏者もふえてます。めちゃくちゃ面白い楽器です。ユーチューブで見てみてください。フルートなどの西洋楽器は世界に名人が多すぎますが、ボップスを吹く尺八なら、あなたもトップに駆け上がれるかもしれません。(2014/3/10)

●尺らく会に参加して、初めて「月の砂漠」「赤い靴」を吹きました。映像はありません。
代わりに他人の映像をご紹介します。お客さんは全員尺八吹きです。楽しい会です。(2013/9)
毎年参加していますので、いずれ書きます。(2019/4/21)
●尺八で、グリーンスリーブスとか、庭の千草などふいています。シャンソンもふけます。おまけになにやら絶対音感とまではいきませんが、音がわかるようになってきました。尺八ではテレビで流れる歌をなぞることもできるようになりました。おもしろい楽器ですから、アメリカ人でも吹く人がふえています。ユーチューブで見ることができます。(2010/4)

●尺八に興味があるけど、どうしたらいいのか分からない人のための公開講座です。子供も女性もOK。

●できれば悠を二本買い、一本を自分で削っていく。歌口をひろげる。中間部を広げる。菅尻をラッパのようにひろげる。サンドペーパーで少し削って、吹いてみる。また削って吹いてみる。音がかわりますから、どんどん削ってみる。削っていない一本と比べてみる。という作業をしながら、自分にあった尺八にしていきます。
さらに、古い竹の尺八を数千円以内で仕入れて、自分で削り、うるしをぬって、また削る。私はこれで4本くらい、とてもいい尺八にしました。最近も三千円の割れた尺八を再生して絶品にしました。(2011/10)

●吹き方はユーチューブで尺八を検索すると実演がでます。(竹の尺八の製作法もでます)

●七孔尺八にする。好きな歌(シャンソンでもOK)を吹きまくる。五線譜を見ながら吹けるようにする。
孔が五つの五孔尺八がふつうですが、小孔を二つあけた七孔尺八というものがあって、これだと歌謡曲や、ポップスも吹きやすい。自分であなをあける。
●五線譜を読めるように、幼稚園小学校の教科書を見て音楽の基礎を勉強する。これが楽しいですが、中学の音楽となると、かなりレベルが高いです。(2020/4)

沈湖流尺八談義
いまなぜ尺八か?      (平成15年6月記)
平成15年5月から突然発作的に尺八をはじめた。亡き兄の形見の尺八が一本家にあったのだが、鳴らせなかった。
テレビで藤原道山(イーストカレント)の演奏を見て、尺八観が大変化したのがきっかけだが、もうひとつ重要なのは、インターネットで「尺八」を検索すると、おどろくべき情報が出てきたことだ。
いわく、竹の尺八は10万円以上、百万円台もあり、一般の人には手が出ない。が、ネズミ色の塩化ビニールの水道巻を買ってきて自作すると、へたな竹の尺八よりも良く音が出る。作り方はもとより、吹き方、調律器まで無料公開されている。
千円で尺八をはじめられるのだ。
とりあえず、検索した尺八専門店東京目白の「目白」でプロが作ったプラスチックの尺八「なるはちくん」と、「はじめての尺八」音楽の友社(cd付き)を買ってきて、ぶいぶいやると音も出るし、音階もちゃんと出せる。小学校でやるリコーダーなんかよりも、はるかにおもしろい。
むつかしい分、奥が深い。ぷいーとやると、なにやら修行をしているような感じがする。
善養寺恵介著「はじめての尺八」CD付き)音楽の友社(「砂山」などを吹けるようになります。)
パソコンによる情報公開によって、秘密になっていたものがさらけだされてきたことがひとつ。。
もう一つは、学校で邦楽を教えることになったという大事件。明治時代に文部省が出来てから、その方針は日本古来のものはだめなものとして捨て去り、西洋(キリスト教徒の白人)の文化を急速に吸収するということだった。
音楽でも、西洋音階、クラシック偏重がずっと続いた。
それが、西暦2000年過ぎて、やっと、日本古来のものを見直す流れに潮流が変わったということだ。

学校で尺八を教えるというが、だれが教えるのかという問題が残る。だいいち、なぜ急に邦楽を文科省がみとめることになったのか、このあたりの裏情報がまったくない。
「こと しゃみせん あぶらむし」という言葉があるが、さしずめ「あぶらむし」が尺八なのだろう。(尺八吹きのバンプーさん(山口県出身)によると「油がなければ火は燃えぬ」と続くらしい。なんのこっちゃ?)

とにかく邦楽をこころざしたとしても、金を取られそうで入門するのに躊躇してしまうというのが実態だろう。
音楽業界においても、このところ、沖縄の勢いがよかったり、伝統音楽の底力が認められつつあることは、けっこうなことだ。

尺八にしても、いざはじめようとすると、琴古流と都山流があるから、どちらか選べと、というところでいきなり挫折します。
これはいいかげんにやりすごして、塩化ビニールのパイプで30分で一本の尺八を作ります。これを削っては吹き、削っては吹きすると、音が出ないわけがわかり、よりいい音を探求することになります。
ピアノなら鍵盤の上を猫が歩いてもなりますが、尺八を吹く猫はいません。尺八がなるのではなく、吹く人と尺八との「関係」でなりますから、科学的にデータを出すのはきわめて困難。デリケートで奥が深いので、いいオヤジが虜になってしまう、恐ろしい楽器です。
水道管で尺八を作る方法は、懇切ていねいに公開されています。費用もかかりません。子供でも工作できます。工作イペントとしてもおもしろい。たが、吹き方の指導は尺八が吹けなければできません。あたりまえですが、ここがネックでしたが、今(2012年)はユーチューブに吹き方の指導がアップされています。

平成16年10月尺八研究一年の成果で音が良くなる秘伝を開発。
秘伝公開
尺八に鉛筆を塗る。歌口に塗るだけで音がまろやかになります。このうそホント。
自動車のワイパーのビビリをとる商品名「モリワイパー」二硫化モリブデンだと、効果はさらに大きい。(2004/10)

経過報告 
★約八年たちました。楽器としてかなり自由に吹けるようになりました。歌をうたうように、吹けるので楽しいです。あとは磨いていくだけです。この夏は石川県の北國新聞主催の絵本ワールドでの講演でちょっと吹いてみました。調子にのって大学のマジックサークルのOB会でも一曲。子供むけにも童謡尺八を演目として確立させたい。(2012/9/12)

★平成18年末に山中湖にあるミュージックイン山中湖で尺八演歌党大会があり、初参加。ここでベテランの尺八を生で聞き、RINさんBANBOOさんのアドバイスを受けた。ある一瞬、吹き方を会得して、音がかわった。「こんな音だしたことない」音が出た。
村岡実師のレッスンもうけ、師のアレンジした楽譜を猛勉強した結果、指もうごくし、自分でもアレンジして表現することができるようになった。
あとは古典を習って、音を究めるといいのだが、奥が深いので何年かかるやら。(2007/1/14)

★3年たちました。一応自由に吹けます。歌うように、その音を意識すると、自然に手がそのように動いている、という状態になります。体が勝手にうごく。(平成18年6月)

★一年と十ヶ月。知っている曲なら歌うように吹けます。村岡実師アレンジの五線譜を見ながら「夜霧よ今夜もありがとう」「悲しい酒」などの前奏からラストまでびっちりの曲を20曲くらいはレパートリーとなりました。集会などがあると人の迷惑省みず尺八を吹いて聞かせる。場数をふむことが大事。
五千時間吹くと、一応人前で吹奏出来るレベルになります。これは体験しました。一万時間でプロ並だそうですが、あと三年はかかりそう。(2005/3)

〇古い経過報告★八ヶ月の奮闘により、一応楽譜を読んで「吹ける」ようになりました。
 制作は塩化ビニールの艶美管7本,竹の古いのを削って改良した物が6本、木管一本。これを取っ替えひっかえ吹く。竹一本じゃ、なかなかわけがわからなくて上達しないでしょう。 (2004/2)

村岡実七孔尺八一本でのアレンジ表現力は古典とはちがう可能性を示しました。



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