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                  作詞  矢玉四郎    

    柿の木に 柿の実がなる あたりまえ
    人の子の 人となりたる あたりまえ
    一万年の 昔より あたりまえなる ふしぎさよ

    柿の木に 栗の実がなる おそろしさ
    人の子の 鬼となりたる おそろしさ
    一億人の 命あり ひとりひとりに 命あり

    柿の種 柿の木となる 幾年月
    人の子の 人と育つも 幾年月
    一日今日も ただ生きる あたりまえこそ ありがたき
     


         いす

                                                  作詞  矢玉四郎    

     おもたい  おしりが もぞもぞ うごいても
     いすは うごかず ささえつづける
     それがいす それがいす
     いすの どこんじょう

     すわっているひと ねむってしまっても
     いすは やさしく ゆめを みさせる
     それがいす それがいす 
     いすの ふかなさけ

     すわっていたひと すわっていなくても
     ひとの けはいを のこしつづける  
     それがいす それがいす 
     いすの こころいき


      花咲いて
                                               矢玉四郎

               
   百日咲いてる花もあり
   一夜で落ちる花もある
   咲いて 咲いて命を燃やす花

   朝日にほほえむ花もあり
   夕日に泣いた花もある
   咲いて 咲いてこの世を唄う花

   散った花にも人知れず
   心を寄せた人がいる
   散って 散って命が光る花


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